俳優、永瀬正敏は書いた。書籍「相米慎二 最低な日々」“あとがきにかえて”にこんな一文がある。「相米慎二、それ自体が全部映画だった」。いま、私たちは、その同じ言葉を永瀬正敏に伝えたい。「永瀬正敏、それ自体が全部映画です」と。「ションベン・ライダー」でデビュー、日本映画はもちろん、海外の映画にも積極的に出演し、その数は数十に及ぶ。
ジム・ジャームッシュ「パターソン」では、ラスボスのごとき謎の詩人を、妖しく軽やかに。マー・ジーシアン「KANO 1931海の向こうの甲子園」では異国の地、台湾で野球への青い炎を燃やす日本人監督を寡黙に美しく。フリドリック・トール・フリドリクソン「コールド・フィーバー」では、アイスランドで事故死した両親を追悼するためその地を旅しに行く青年の孤独と、人間としての気づきを、抑制した演技で表現した――。永瀬正敏が歩んだ“海外作品”と“インターナショナルな作品”について、永瀬自身が「ひとりがたり」をした一冊(考察・構成:八幡 橙)、書籍「NAGASE Nagase Stands On That Land ある俳優に関する考察」(発行:A PEOPLE)が発売された。この発刊を記念して永瀬正敏オリジナルTシャツを発売する。
